ドラゴンボール 第10話のあらすじ考察「強盗大作戦」

ストーリー
引用元 ドラゴンボール 集英社

前話で散々な目にあったヤムチャでしたが、まだあきらめていないようです。
というより、ドラゴンボールの秘密を聞いて、狙いをホイポイカプセルからドラゴンボールに移して、引き続き襲う作戦を立てています。

その作戦というのはシンプルな強行策で、パンツァー・ファストというミサイル銃でハウスワゴンを攻撃し、悟空たちの足を奪ったところを襲うというものです。
その作戦は見事に成功し、ハウスワゴンは運転不能となり、ブルマも気絶するというヤムチャにとっては、これ以上ない結果となりました。

ヤムチャの誤算は前回の戦いで悟空の実力を見誤っており、強行策でドラゴンボールを奪えると思ってしまったことでしょう。
前回悟空は空腹状態でヤムチャと戦ったため実力を発揮できておらず、ヤムチャも悟空に対して、そこそこ優位に闘えていました。
しかし、ハラポンポン状態になった悟空にとって、ヤムチャは敵ではありません。
ヤムチャに対して、強烈なキックをくらわして、ヤムチャの歯を折ってしまいます。

引用元 ドラゴンボール 集英社

歯を折られたことにショックを受けるヤムチャでしたが、冷静に実力では悟空に敵わないという事をすぐさま判断し、退却をします。
悟空に敗北しヤムチャは作戦の方向転換をし、あくまでドラゴンボールは悟空たちに集めさせて、7つ揃ったところを奪ってしまうことにしました。

引用元 ドラゴンボール 集英社

作戦としてはカッコ悪いように感じるかもしれませんが、この時点では天下をとるということに興味がなく、あくまで山賊として実利のみを追い求めているヤムチャらしい冷静な判断だったといえるでしょう。

その作戦を遂行するために、ヤムチャは移動手段がなくなった悟空たちに車のホイポイカプセルを渡します。
その車には発信機が仕掛けられており、後を追いかけられるようになっています。
悟空たち一行は次のドラゴンボールを目指して、フライパン山を目指します。

さて、今回は謎らしい謎はなかったのですが、1点不思議な点としてプーアルが今回からゴーグルをしているんですよね。
前回まではそのようなことはなかったので、鳥山先生も意図的にそのような装備をさせたのだと思いますが、よくわかりませんね。

引用元 ドラゴンボール 集英社

パンツァー・ファストを使うためというのも考えましたが、ヤムチャ自身はゴーグルはつけていませんし、閃光弾のようなものではありませんので、ゴーグルをつける必要があるのかという疑問もあります。
これについては、結論はおそらく出ないと思いますので、謎のままとしておきましょう。

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