第14話の見どころは何といってもドラゴンボールの原作内で初めて放たれたかめはめ波でしょう。
この後、かめはめ波は必殺技の代名詞的存在になっていきますが、本家本元といえるかめはめ波はやはり亀仙人こと無天老師が編み出したものです。
亀仙人はフライパン山につくなり牛魔王がこれまでに自身の財宝を守るために殺生をてきたことをしかりつけます。
かつての師の叱責を受けて、さしもの牛魔王も地にひれ伏して己の非を詫びます。
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しかし、亀仙人は財宝を捨てさせることまではさせず、それ以上罪の追及もしませんでした。
人を殺してきた事実に対して意外と甘いなと感じますが、過去の罪に対してはそれほどこだわらないのも実は亀仙人らしいところなのかもしれません。
そして、もうひとつの亀仙人の特徴と言えば「スケベ」であることでしょう。
フライパン山の火を消す条件として、ブルマの胸を触らせる約束をしていました。
しかも、火を消す前にブルマ本人にも確約をさせる念の入れようです。
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ブルマからの約束を取り付けるといよいよフライパン山の火を消そうということになり、亀仙人は全身に気を巡らせます。
それにより、やせ衰えていた体の筋肉が膨れ上がり、ボディビルダーさながらのマッチョな体つきになります。
幽遊白書の戸愚呂弟みたいですね。
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そして渾身のかめはめ波によりフライパン山の火を消すことに成功しますが、火どころか山や城まで一緒に消し去ってしまいました。
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その後の天下一武道会では亀仙人のかめはめ波により月を消し去っていますので、そんな技を山に向かって放てばこうなるのも無理ないことではあったと思います。
しかし、この時の亀仙人の戦闘力は100前後と想定されます。
ピッコロ大魔王の爆烈魔光砲は街を消し飛ばしていましたが、その技と比較しても劣らぬ威力に見えますよね。
この頃のドラゴンボールはギャグ的な要素も多く、後のシリアスバトル路線の頃の戦闘描写と比較するのはナンセンスかもしれませんが、納得いかない人もいるのではないでしょうか?
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