『ドラゴンボール』の世界を彩る個性豊かなキャラクターたち。 彼らの名前には、作者・鳥山明先生による「わかりやすくてユニーク」な統一ルールが隠されています。
「サイヤ人は野菜」「ブルマ一家は下着」というのは有名ですが、実はレッドリボン軍の幹部や、魔導師バビディの配下に至るまで、徹底したネーミングの法則があるのをご存知でしょうか?
今回は、原作コミックス(ジャンプ・コミックス全42巻)に登場するキャラクターをグループごとに分け、その名前の由来(元ネタ)と、原作での初登場シーン、そしてキャラクターの役割を解説します。
1. 孫悟空とサイヤ人(野菜の一族)
テーマ:野菜(ヤサイ)
戦闘民族サイヤ人は「野菜」のアナグラムであり、その名前はすべて野菜に由来しています。
孫悟空(カカロット)
▼名前の由来:キャロット(人参)
地球名「孫悟空」は、中国四大奇書の一つである『西遊記』の登場人物「斉天大聖孫悟空」から。
▼キャラクター解説
原作初登場:1巻 其之1「ブルマと孫悟空」
本作の主人公。地球育ちのサイヤ人。第1話では山奥で暮らす不思議な少年でしたが、後に宇宙最強の戦闘民族であることが判明。「人参」という庶民的な根菜が由来でありながら、サイヤ人のエリート(ベジータ)を超えていく「努力の天才」です。
ベジータ
▼名前の由来:ベジタブル(野菜そのもの)
▼キャラクター解説
原作初登場:17巻 其之204「さようなら孫悟空」
惑星ベジータの王子。「野菜」そのものを背負う名前は、彼がサイヤ人の頂点に立つ存在であることを示しています。当初は冷酷な侵略者でしたが、ブルマとの家族愛やカカロットへのライバル心を経て、誇り高き地球の戦士へと成長しました。
ラディッツ
▼名前の由来:ラディッシュ(二十日大根)
▼キャラクター解説
原作初登場:17巻 其之195「謎の異星人戦士」。
悟空の実の兄。物語のスケールを宇宙へと広げた重要人物。悟空とピッコロの共闘により倒されますが、彼の来襲がなければ悟空の出生の謎が明かされることも界王様との出会いもありませんでした。
ナッパ
▼名前の由来:菜っ葉(葉物野菜)
▼キャラクター解説
原作初登場:17巻 其之204「さようなら孫悟空」。
ベジータと共に地球へ来たエリート戦士。餃子、天津飯、ピッコロを次々と葬り去る絶望的な強さを見せつけましたが、最後は身動きが取れなくなったところをベジータに処刑されました。
バーダック
▼名前の由来:バードック(ごぼう)
▼キャラクター解説
原作初登場:26巻 其之307「超決戦の火ブタ切る!!」(※フリーザの回想1コマのみ)。
悟空の父。元はアニメオリジナルキャラですが、鳥山先生が逆輸入しました。「ごぼう」のように土臭く、芯の強い反逆の戦士です。
2. ブルマとその周辺(カプセルコーポレーション)
テーマ:下着と衣類
西の都の大富豪一族は、肌着や衣類に関連する名前で統一されています。
ブルマ
▼名前の由来:ブルマー(体操着)
▼キャラクター解説
原作初登場:1巻 其之1「ブルマと孫悟空」。
全ての発端となった天才科学者。ドラゴンレーダーやタイムマシンの発明など、彼女の頭脳がなければ地球は何度も滅んでいました。ベジータを尻に敷いている、チチと並んで作中最強の女性(笑)。
トランクス
▼名前の由来:トランクス(男性用下着)
▼キャラクター解説
原作初登場:28巻 其之331「謎の少年」。
ベジータとブルマの息子。未来から来たトランクスは、フリーザを一刀両断する衝撃的なデビューを飾りました。剣を使うスタイルと、悲劇を背負ったクールな性格で絶大な人気を誇ります。
ブリーフ博士
▼名前の由来:ブリーフ(男性用下着)
▼キャラクター解説
原作初登場:6巻 其之69「ブルマと悟空 part2」。
ブルマの父であり、ホイポイカプセルの発明者。常に肩に黒猫を乗せているのんびり屋ですが、壊れた宇宙船を短期間で改造する技術力は宇宙一です。
3. レッドリボン軍(色と階級シリーズ)
テーマ:色(カラー)
世界最悪の軍隊は、「色」の名前を持つ幹部たちによって統率されています。
レッド総帥 / ブラック補佐
▼名前の由来:赤 / 黒
▼キャラクター解説
原作初登場:5巻 其之56「ドラゴンボール争奪戦」。
軍のトップと、その側近。「身長を伸ばしたい」という総帥の個人的な願いに呆れたブラックに裏切られ殺されてしまいます。組織崩壊の皮肉が描かれたシーンとして印象的でした。
シルバー大佐
▼名前の由来:シルバー(銀色)
▼キャラクター解説
原作初登場:5巻 其之55「赤いリボン」。
冷静沈着な指揮官でありボクサー。原作では悟空にあっさり敗北しましたが、アニメ等では渋い銀髪のダンディな敵として描かれました。
ホワイト将軍
▼名前の由来:ホワイト(白色)
▼キャラクター解説
原作初登場:5巻 其之57「マッスルタワー突撃!!」。
北の雪国・マッスルタワーのボス。「白=雪」のイメージ。卑劣な性格で村長を人質に取りましたが、最後は人造人間8号(ハッチャン)の怒りの一撃で空の彼方へ消えました。
ムラサキ曹長
▼名前の由来:紫(ムラサキ)
▼キャラクター解説
原作初登場:5巻 其之60「忍者ムラサキ」。
マッスルタワーを守る忍者。純和風の忍者装束(紫)をまとっています。「分身の術」と称して実は五つ子の兄弟全員で襲いかかるなど、セコい技のデパートのような愛すべき敵役。
メタリック軍曹
▼名前の由来:メタリック(金属)
▼キャラクター解説
原作初登場:5巻 其之59「3階の悪魔!!」。
マッスルタワー3階の番人。 サングラスをかけた強面の大男ですが、その正体はロボット(人造人間)。モデルはおそらくターミネーターのシュワルツェネッガー。悟空のかめはめ波を受けても首が取れても動き続けましたが、戦闘中にまさかの「電池切れ」を起こして停止するという、鳥山作品らしいユーモラスな結末を迎えました。
ブルー将軍
▼名前の由来:ブルー(青色)
▼キャラクター解説
原作初登場:6巻 其之70「ブルマの大失敗!!」。
青い瞳の美青年将軍。極度の潔癖症で、不潔なものや女性を嫌います。現代風に言うと、いわゆるトランスジェンダー、性的マイノリティにあたるキャラクターでした。金縛りの超能力でクリリンや、亀仙人、悟空すらも苦しめた強敵ですが、最後は桃白白に舌だけで倒されるという衝撃的な最期を遂げてしまいます。
イエロー大佐
▼名前の由来:イエロー(黄色)
▼キャラクター解説
原作初登場:8巻 其之83「奪われたドラゴンレーダー」。
聖地カリンに現れたトラ型の獣人。「黄色=トラ」のイメージ。飛行機で逃走を図りましたが、悟空に空中で撃墜されました。
バイオレット大佐
▼名前の由来:バイオレット(スミレ色・紫)
▼キャラクター解説
原作初登場:8巻 其之93「孫悟空突撃」。
軍唯一の女性幹部。原作では2コマのみの登場ですが、アニメでは軍の金庫から資金を持ち逃げするしたたかな性格が描かれています。
カッパー将軍
▼名前の由来:カッパー(銅色)
▼キャラクター解説
原作初登場:8巻 其之93「孫悟空突撃」(※名前のみの言及)。
原作では名前しか登場しない幻の将軍。 レッド総帥のセリフの中で、ドラゴンボールの捜索部隊を指揮していることが語られています。しかし、姿を見せることはなく、バイオレット大佐のように帰還した描写もありません。「幻の幹部」として、軍のネーミングルールを補完する存在です。
桃白白(タオパイパイ)
▼名前の由来:桃色(ピンク)+白
▼キャラクター解説
原作初登場:8巻 其之85「殺し屋 桃白白」。
レッドリボン軍に雇われた世界一の殺し屋。柱を投げて移動するシーンは伝説的。「どどん波」で悟空を一度完敗させた、作中初の「殺意と実力を兼ね備えたプロの敵」です。
4. 地球の戦士たち(亀仙流と鶴仙流)
テーマ:中華料理と食事
クリリン
▼名前の由来:栗(クリ)+少林寺の「リン」
▼キャラクター解説
原作初登場:3巻 其之25「ライバル?参上!!」。
悟空の親友。多林寺から来た小賢しい少年でしたが、悟空と共に成長。地球人最強の男として、ナメック星や人造人間戦でも最前線で戦い続けました。
ヤムチャ
▼名前の由来:飲茶(ヤムチャ)
▼キャラクター解説
原作初登場:1巻 其之7「ヤムチャとプーアル」。
最初のライバル。ブルマ、ウーロンの次に登場したドラゴンボールメインキャラクター。かめはめ波を独学で習得したり、独自の繰気弾なども編み出すなどクリリンと並んで多彩な技を使いこなす技巧派。栽培マン戦での死に様が有名ですが、仲間を思う気持ちは人一倍強いナイスガイです。
天津飯(テンシンハン)
▼名前の由来:天津飯
▼キャラクター解説
原作初登場:10巻 其之113「第22回天下一武道会」。
三つ目族の末裔とも言われるストイックな武道家。技の種類も多く、四妖拳、四身の拳など他のキャラクターが真似のできない多彩な技を持ちます(四身の拳らしき技は、クリリンとピッコロがアニメ版でナッパ戦にて使用していましたが)。
その後、敵味方関係なく便利に使われる太陽拳を最初に披露したのも天津飯です。さらには気功砲という命を削る技を使い、セル第2形態を足止めして世界を救う活躍を見せました。
餃子(チャオズ)
▼名前の由来:餃子(ギョーザ)
▼キャラクター解説
原作初登場:10巻 其之113「第22回天下一武道会」。
超能力使い。天津飯を慕っており、ナッパ戦での自爆特攻は涙なしには読めません。
ヤジロベー
▼名前の由来:弥次郎兵衛(日本の平衡人形・やじろべえ)
▼キャラクター解説
原作初登場:12巻 其之138「ボールを持った妙なやつ」。
日本刀を帯刀した太めの野生児。ピッコロ大魔王編で悟空と出会い、魔族であるシンバルを焼いて食べるという衝撃的な強さと野性味を見せつけました。基本的には臆病で怠け者ですが、サイヤ人編では大猿化したベジータの尻尾を背後から切るという最大級のファインプレーを見せ、地球を救った陰の立役者となりました。後にカリン塔に住み着き、仙豆を運ぶ役割も担います。
5. ナメック星人とピッコロ一味(魔族)
テーマ:カタツムリと楽器
ピッコロ(マジュニア)
▼名前の由来:ピッコロ。イタリア語で「小さい」を意味する小型の木管楽器。
▼キャラクター解説
原作初登場:14巻 其之161「孫悟空 勝つ!!」。
大魔王の生まれ変わり。悟空の宿敵から、悟飯の師匠となり、ネイルや地球の神と融合して「スーパーナメック星人」へ。ブウ編以降は戦力外となるも、神ゆずりの知略を活かして悟空たちのブレーンとして活躍します。
ピッコロ大魔王の部下たち(楽器)
タンバリン:名前の由来:小さな円盤状のシンバルが特徴の打楽器。
クリリンを殺害した魔族。12巻 其之136「ピッコロ大魔王の恐怖」
シンバル:名前の由来:銅を主成分とする合金製の円盤状の打楽器。
ヤジロベーに食べられた魔族。12巻 其之137「よみがえれ 孫悟空!」。
ドラム:名前の由来:演奏全体の土台を支える打楽器群。
天津飯を圧倒したスピードとパワー自慢の魔族。13巻 其之153「天津飯の決意!!」。
ピアノ:名前の由来:鍵盤楽器。
大魔王の側近。12巻 其之135「クリリンの死 そして恐ろしき陰謀」。
ネイル
▼名前の由来:スネイル(英語でカタツムリ)
▼キャラクター解説
原作初登場:23巻 其之265「移り変わる7個のドラゴンボール」
ナメック星の最長老を守る唯一の「戦士タイプ」のナメック星人。 ピッコロと瓜二つの姿をしています。フリーザ相手に時間稼ぎのために戦い敗北しましたが、後にナメック星に到着したピッコロと「同化(融合)」を果たしました。この同化により、ピッコロはフリーザ(第2形態)と互角に戦えるほどの劇的なパワーアップを遂げました。
デンデ
▼名前の由来:デンデンムシ(カタツムリ)
▼キャラクター解説
原作初登場:21巻 其之252「怯えるナメック星人」。
最長老の108番目の子供。フリーザ軍に村を襲われたところを悟飯とクリリンに救われました。傷を癒やす不思議な能力を持ち、ナメック星での激闘をサポートしました。セル編では、新たな「地球の神様」として招かれ、ドラゴンボールを復活させる重要な役割を担います。
ムーリ長老
▼名前の由来:カタツムリ
▼キャラクター解説
原作初登場:21巻 其之252「怯えるナメック星人」。
フリーザに襲撃された村の長老。 若者たちが殺される中、スカウターを破壊してフリーザ軍の情報網を断つという勇気ある行動を見せました。後に寿命を迎えた最長老から後継者に指名され、新しいナメック星の長(最長老)となります。
カルゴ
▼名前の由来:エスカルゴ(フランス語でカタツムリ)
▼キャラクター解説
原作初登場:21巻 其之252「怯えるナメック星人」。
デンデの兄弟。フリーザ軍のドドリアによって殺害されました。
6. フリーザ軍
テーマ:冷蔵庫と果物と乳製品
冷蔵庫に入っている果物や乳製品が由来です。
フリーザ
▼名前の由来:フリーザー(冷凍庫)
▼キャラクター解説
原作初登場:21巻 其之247「暗雲うずまくナメック星」。
宇宙の帝王。すべての部下(食材)を統べる冷蔵庫。丁寧語で話しながら星を破壊する残虐性と、圧倒的な変身能力で読者を絶望させました。
ザーボン
▼名前の由来:ザボン(文旦・柑橘類)
▼キャラクター解説
原作初登場:21巻 其之247「暗雲うずまくナメック星」。
フリーザの側近。 青い肌の美戦士で、変身型の宇宙人です。美しい外見を好むナルシストですが、真の力を解放すると醜い怪物に変身します。その圧倒的なパワーでベジータを一度は瀕死に追い込みましたが、復活しパワーアップしたベジータに腹をぶち抜かれて敗北しました。
ドドリア
▼名前の由来:ドリアン(果物の王様)
▼キャラクター解説
原作初登場:21巻 其之247「暗雲うずまくナメック星」。
フリーザの側近。 全身にトゲのあるピンク色の巨漢。見た目通りの粗暴な性格で、ナメック星人の戦士たちを惨殺しました。ベジータから「惑星ベジータ消滅の真実(フリーザが破壊したこと)」を教えたことで事実を知ったベジータの怒りを買い、消滅させられました。
キュイ
▼名前の由来:キウイフルーツ
▼キャラクター解説
原作初登場:21巻 其之246「ベジータ復活!!」。
フリーザ軍のエリート兵士。 ベジータとは昔からのライバル関係にあり、当時の戦闘力は互角の約18,000でした。ベジータを抹殺するためにナメック星に向かいますが、ベジータと実力差が開いてしまっていることを知ったキュイは騙し討ちを仕掛けます。しかし、ベジータには全く通じず、戦闘力を上げたベジータに「きたない花火」として瞬殺されました。
アプール
▼名前の由来:アップル(りんご)
▼キャラクター解説
原作初登場:21巻 其之247「暗雲うずまくナメック星」。
フリーザ軍の一般兵士。 頭部が縦に長い異星人。ギニュー特戦隊の到着をフリーザに報告したりと、管理業務を行っていました。彼は一般兵でありながらフリーザに名前を憶えられています。ナメック星で負傷したベジータを治療カプセルに入れたシーンでも登場していますが、同種族の別人の可能性があります。最後はベジータに不意を突かれ、殺害されてしまいます。
ギニュー(隊長)
▼名前の由来:牛乳(ギュウニュウ)
▼キャラクター解説
原作初登場:23巻 其之272「間にあえ!! ななつのドラゴンボール」。
特戦隊のリーダー。 相手と体を入れ替える「ボディチェンジ」という反則級の技の持ち主。最大戦闘力も12万と破格ですが、ファイティングポーズへのこだわりも異常です。カエルと入れ替わってしまい、しばらくカエルとして生きることになりました。
リクーム
▼名前の由来:クリーム
▼キャラクター解説
原作初登場:23巻 其之272「間にあえ!! ななつのドラゴンボール」。
赤髪で人間タイプの巨漢戦士。 ベジータ、悟飯、クリリンを一人で瀕死状態に追い込んだ絶望の象徴。「イレイザーガン」などの破壊力抜群の技を持ち、歯が折れても髪が焦げてもポーズを忘れないタフガイですが、悟空に一撃で倒されました。
バータ
▼名前の由来:バター
▼キャラクター解説
原作初登場:23巻 其之272「間にあえ!! ななつのドラゴンボール」。
青い肌の巨漢戦士。 「宇宙一のスピード」を自称していましたが、悟空にあっさり背後を取られてプライドをズタズタにされました。ジースと組んで戦うことが多いです。
ジース
▼名前の由来:チーズ(ジュースと名前の由来を勘違いされることがあるようです。)
▼キャラクター解説
原作初登場:23巻 其之272「間にあえ!! ななつのドラゴンボール」。
赤い肌の白髪戦士。アニメでは「赤いマグマ」の異名を持ちます。 クラッシャーボール」が得意技。スカウターを頼りすぎる傾向があり、悟空の強さを読み違えてパニックに陥りました。ベジータに容赦なく処刑されます。
グルド
▼名前の由来:ヨーグルト
▼キャラクター解説
原作初登場:23巻 其之272「間にあえ!! ななつのドラゴンボール」。
目が4つある小柄な戦士。 戦闘力は低いですが、「時間を止める」「金縛り」という超能力を使います。悟飯とクリリンを串刺しにする寸前まで追い詰めましたが、ベジータに首をはねられて死亡しました。
7. 人造人間・セル編
テーマ:細胞と虫
セル
▼名前の由来:細胞(CELL)
▼キャラクター解説
原作初登場:30巻 其之361「謎の怪物、ついに出現!!」。
悟空たちの細胞を集めて作られた究極の人造人間。人間を吸収して強くなる不気味さと、完全体になった後の紳士的だが冷酷な振る舞いが特徴。
ドクター・ゲロ(人造人間20号)
▼名前の由来:ゲロ(嘔吐物/カエルの鳴き声)
▼キャラクター解説
原作初登場:28巻 其之338「人造人間 街へ・・・」。
レッドリボン軍の天才科学者。人造人間19号に自分自身改造させて人造人間となりました。
8. 魔人ブウ編
テーマ:魔法の呪文
この章の敵キャラクターは、有名な「呪文」やおまじないが元ネタになっています。
ビビディ / バビディ / ブウ
▼名前の由来:映画『シンデレラ』の呪文「ビビディ・バビディ・ブー」
▼キャラクター解説
原作初登場:37巻~39巻。
魔導師親子と魔人のセット。ブウは無邪気な破壊者から、悪の化身、そして正義の心を持つミスター・ブウへと分離・変化していきました。
ダーブラ
▼名前の由来:アブラカダブラ(古代から伝わる病気治癒や厄除けのお守りの言葉、呪文)
▼キャラクター解説
原作初登場:37巻 其之446「魔導師バビディ」。
暗黒魔界の王。バビディの配下として登場。ツバで相手を石にする能力を持ちますが、最後はブウにお菓子にされて食べられました。
プイプイ
▼名前の由来:「ちちんぷいぷい」(おまじない)
▼キャラクター解説
原作初登場:37巻 其之446「魔導師バビディ」。
バビディの宇宙船「ステージ1」を守る戦士。 重力が地球の10倍ある「惑星ズン」の出身。その環境を自慢し、ベジータを苦しめようとしましたが、普段数百倍の重力で修行しているベジータには通用せず、エネルギー弾一発で粉砕されました。
ヤコン
▼名前の由来:「テクマクマヤコン」(『ひみつのアッコちゃん』の呪文)
▼キャラクター解説
原作初登場:37巻 其之450「ステージ2のヤコン」 。
バビディの宇宙船「ステージ2」を守る魔獣。 光を食べる性質を持ち、暗黒星出身のため暗闇での戦いを得意とします。悟空が放つ超サイヤ人の光エネルギーを吸い取りましたが、悟空が限界以上に光を放出させたため、許容量を超えて破裂しました。
9. その他
テーマ:キャラクターの特徴や、思いもよらない由来から命名されています。
ミスター・サタン
▼名前の由来:サタン(悪魔)
▼キャラクター解説
原作初登場:33巻 其之393「新しい神様」。
格闘技世界王者。名前は悪魔ですが、魔人ブウと友達になり、地球人を説得して元気玉を完成させた「真の救世主」です。
ビーデル
▼名前の由来:デビル(悪魔)のアナグラム
▼キャラクター解説
原作初登場:36巻 其之421「サタンシティのハイスクール」。
サタンの娘。悟飯と結婚し、パンの母となります。
ナム
▼名前の由来:南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ)
▼キャラクター解説
原作初登場:3巻 其之35「対戦決定!!」。
第21回天下一武道会に出場した、仏教的な衣装をまとった真面目な武道家。水不足に苦しむ村を救うために優勝賞金を目指していました。悟空との戦いでは「天空×字拳」という必殺技を見せましたが敗北。その後、亀仙人の変装したジャッキー・チュンから水を譲り受け、恩義を感じています。
ランファン
▼名前の由来:ランジェリー+ファンデーション(下着・化粧品)
▼キャラクター解説
原作初登場:3巻 其之35「対戦決定!!」。
第21回天下一武道会の出場者。実力はそこそこですが、最大の武器は「色仕掛け」。試合中に服を脱いで下着姿になり、ウブなナムを動揺させましたが、心を無にした(目を閉じた)ナムに一撃で倒されました。
バクテリアン
▼名前の由来:バクテリア(細菌)
▼キャラクター解説
原作初登場:3巻 其之35「対戦決定!!」。
第21回天下一武道会の出場者。「生まれてから一度も風呂に入ったことがない」という不潔さを武器にする巨漢。その悪臭でクリリンを気絶寸前まで追い込みましたが、クリリンが「自分には鼻がない」ことに気づくという奇跡により逆転負けを喫しました。
チャパ王
▼名前の由来:チャパティ(インドのパン料理)
▼キャラクター解説
原作初登場:10巻 其之114「予選サバイバル」。
第22回天下一武道会の予選で悟空と対戦した武道家。かつての大会で、対戦相手にかすり傷ひとつ負わせずに優勝したという伝説の達人。「八手拳」という高速拳を使いますが、成長した悟空には全く通じず、予選であっさりと敗退しました。
パンプット
▼名前の由来:タイ風の発音、響きをもじったという説あり。
▼キャラクター解説
原作初登場:10巻 其之116「つくられた対戦表」。
第22回天下一武道会の本戦出場者。 ムエタイの世界チャンピオンであり、その実力は「壁を肘打ちで破壊する」ほど。しかし、悟空の相手ではなく、わずか数コマで気絶させられました。
スノ
▼名前の由来:スノー(雪)
▼キャラクター解説
原作初登場:5巻 其之57「マッスルタワー突撃!!」。
北のジングル村に住む赤髪の少女。極寒の地で行き倒れていた悟空を救出し、温かい食事を与えました。彼女がいなければ悟空は凍死していた可能性が高く、命の恩人です。後に魔人ブウ編でも元気玉に協力する姿が描かれました。
ボラ
▼名前の由来:ボラ(魚の名前)
▼キャラクター解説
原作初登場:8巻 其之84「聖地カリンの親子」。
聖地カリンを守るインディアン風の屈強な戦士。ウパの父。 銃弾を弾き返す強靭な肉体を持ちますが、殺し屋・桃白白には敵わず殺害されてしまいました。悟空がドラゴンボールを集める最初の明確な動機(ボラを生き返らせるため)となった重要人物です。
ウパ
▼名前の由来:鳥山先生のアシスタントが飼っていた犬の名前(※諸説あり)
▼キャラクター解説
原作初登場:8巻 其之84「聖地カリンの親子」 。
ボラの息子。父を殺された悲しみを乗り越え、悟空と共に戦いました。占いババの館では、ドラキュラマン相手に「十字架のポーズ」と「ニンニク(の口臭)」で勝利するという金星を挙げています。魔人ブウ編では立派な青年に成長していました。
鳥山明先生のネーミングは、単なるダジャレに見えて、キャラクターの性質やグループの所属を一瞬で理解させる素晴らしいシステムになっています。 この法則を知った上で読み返すと、『ドラゴンボール』の世界がより一層楽しくなるはずです。





















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